No.008 小話まとめ
※以前に【日々】でUPした【飾・彫金】の軽い話をまとめたモノっす※
『石留めの時の注意事項』
石留めをする時は日中の明るいうちにしよう。特にフクリン留めなんかは
留まっているか動いているか分かり辛いからね。そして何より、
夜に石を割るとスッゴイ後悔するからね☆ 昼やればよかった・・・と。
『近頃のモノ達』
製造業では当たり前なことなんすけど、今の日本にある
モノは国内で原料から加工、製造して製品としているモノも
あるっすけど、それは宣伝文句になるほどに極々一部でして、
ほとんどのモノは海外の工場で製造されていて、輸入しているんす。
または、パーツや半製品で輸入して国内で組み立てているんすね。
まあ、製品で輸入されるモノだと洋服とか、半製品で輸入される
モノだとパソコンとかが身近にあるモノっすね。
で、ウチらのジュエリー業界もそういう輸入モノがほとんどでして、
原料から加工、製造やってるウチなんかにも半製品などの
加工依頼が結構くるんすね。
で、だから何かと言いますと、海外量産モノは、
18金のクサリでもたまに磁石にくっつくから気を付けろ。
下手に加工しようもんなら、めちゃくちゃ硬いから気を付けろ。
原因は、18金なら25%は金以外の割金(金属)、プラチナ900なら10%は
プラチナ以外の割金(金属)なので、その割金にニッケルなどを
使っているってことなんすねぇ〜。
『ごっついロウ付け』
シルバー素材だからって幅35ミリの喜平クサリのブレスレットって、
一体どんな猛者が身に付けるんでしょ?
てか、直径2oのパイプがすんごいロウ付けし辛いんすけど。
そんな時っ! 剣さんのワンポイントアドバイスゥ〜☆
確かにね!金やプラチナならまだしもシルバー素材で
母体がとても大きいモノに小さなパーツをロウ付けるのは
熱伝導率の関係でとても難儀っするすけど、こんな時、
7分の銀ロウ使うより9金ロウを使った方が意外とよく流れる。
ロウ材自体の融点は9金ロウの方が高いんすけどね、
特性の違いのせいか、意外と9金ロウの方が思い通りに流れてくれるっす。
『(オイラが)一般人相手によく使ってしまう専門的な用語集』
P、18、ホワイト = プラチナ、18金、ホワイトゴールド
メレ50ッパ = 50分の1カラットのメレーダイヤ(小さいダイヤ)
ロウ付け = 溶接
バフをかける = 磨く
と、道具なんかは抜きで、今パッと浮かぶのを並べてみたっすけど、
う〜ん、なかなか、、、、ワカランっすよね。普通。
Pはパーキング。 18はオハコ? ホワイトっていうか銀色だし。
ロウ付けは蝋垂らすの?SM?だし、バフって何だよって話っすよねぇ。
『彫り彫り』
『彫り』ってのは、一彫り一彫り一発勝負なモンっすから、
しっかりと出来上がりのイメージが脳内に思い浮かべ、
いざ彫る時には、タガネの進むラインが見えるほどに集中し、
思い切りよく大胆かつ繊細に彫ると、上手い事いくんすよ。
『ブローチの金具のロー付け』
ブローチの金具ってのは、基本的にハリ、マクラとテッポウorクルマの
3つで出来てて、マクラとテッポウ又はクルマをロー付けるんすけど、
大抵の場合は最後のロー付けになるっすよね。
で、最後のロー付けっすから他のロー付け箇所の事も考えると
チュルっと、サラっとロー付けたいんすけど、
でっもぉぉ〜 そのロー付け箇所が平らならいいんすけど、
結構ナナメになってたりして、すり合わせてはピンセットでつまんで
押さえながらロー付けをしないといけなかったりして大変だよね〜
曲がってロー付いちゃったり、ちゃんとローが流れずもげちゃったり、
下手すると金具が溶けたり、ローが流れすぎて機能を失っちゃったりと。
んでも、大丈夫! これから紹介する方法を使えば大丈夫!!
「職人さんのように上手くいかないよぉ〜」と諦めるのはまだ早い!!
ではいくっすよ〜ん。まずはマクラのロー付けの方法からっす。
鉄の線をちょいと潰してマクラに挟んでまっす。
鉄の線は10cm以上もあれば、手で持ちながらロー付け可能っす。
また、予め表面を酸化して黒くしとけば、そこにはローが流れず、
さらに熱も逃がすので、マクラの溝や穴が塞がらないっす。
次に、テッポウやクルマの方っす。こっちは画像撮るの忘れたんすけど(汗)
まず、別の鉄の線を用意して↑ようにマクラに挟みまっす。
で、長さを調節して、ハリを入れたかのようにテッポウやマクラを
先っちょに刺して設置。そう、ピンセットで持つ必要はないんす。
後はもげる事がないようにしっかりロー付けなんすけど、
ここで! さらにチョイテクっす。
テッポウやクルマの稼動部分に油をさしておく。するとっ!
油をさした表面には非常にローが流れにくいので、かなり安全に
ロー付けが完了出来るっす。ちなみにこの「油さし」は他の場面にも
チェーンのロー付けとか色々と応用できるので、知っておくと吉っす。
『微妙な寸法』
正確に測ってみると、それぞれ0.1oの誤差なんだけど、
0.1oの誤差と0.1oの誤差を足すと場合によっては0.2mmの誤差に
なるワケで、0.2mmの誤差っていうと肉眼で見ると曲がってるとか
太いといった違和感をプロはもちろんのこと、
カンのイイ素人さんでも感じてしまうんす。
そんな時は、全部を調整するのが本当はイイんだけど、それもまた
難儀な場合は表面のみナナメに落とすとパッと見、違和感を感じず、
また、計測してみても部分部分は0.1oの誤差なので許容範囲になるワケっす。
『ちょいとリングのお話』
一般的に宝飾類と言うと、誰もが思いつくのがリングだと思うんすよ。
身に付けるのはもちろんの事、作るのにも興味ある人はたいがい
リングを作りたがるっすからね。
でも、リングと言うモノを実際に作るとなると、これが難しい。
ある意味、ペンダント、ブローチ、イヤリングなどなど
様々なアクセサリーがある中で一番難しいんすよ。
それは何故かと言うと、
ほら、よく雑誌やカタログなんかでリングはナナメから見たモノが
載ってるっすよね、それで分かるように、
他のモノは、基本的に静止してて、正面から見るモノに対し、
リングはよく動く指につけて、色々な方向&角度から見る3Dモノだからっす。
つまり、最初にグチったように、ちょいとした変化でバランスが崩れやすく、
どっかしらデザインに狂いが生じ、違和感を感じるようになるんすよ。
そんなワケで本当の意味でリングをデザイン・作るのはとても難しいんす。
出来れば原寸での三面図、少なくとも完成したモノのイメージが頭にないと
上手くいかない事が多いっす。以上、リングのお話でした〜
『ちょっとした手抜き裏技☆』
用意する道具は、リューターに付ける、ダイヤモンドポイントだけ!
これを何に使うかと言うとぉぉ〜〜
キズが付きやすいけど、磨き難いバチカンの内側や、
ワックスモノでスが出てしまった所や裏抜きしたの部分の仕上げで使うんだ♪
すると、どうだろう!
今まではキズが残ってしまったり、スが出てしまったり、
火肌が残っていた部分が、キレイなつや消しの粗しに!
あたかも最初からデザインされていたかように見えるぞ☆
ちょいと困ったちゃんになってしまった時に試してみてね♪
『道具』
何を作るにしても、モノを作る時は「道具」が必要となりますが、
実は「道具」ってのは、持ち主の技量が分かるモノでもあるんす。
なぜならば、
道具は「作り手」達のまさに手であり、指であるからっす。
「具体的にどういう事?どう判断するの?」って事ですが、
オイラのやっている「飾り」や「彫り」のをベースに話しますと、
ビギナーの方々は道具を買っては、だいたいそのまま使っています。
ヤスリ、ヤットコ、ピンセット、タガネなど、よく使う基本的な道具を
買った時のまま使ってる事が多いっす。
一方、プロの方々の道具は新品じゃなくて年季が入ってるのも
もちろんですが、持ちやすいようにしてあったり、様々な場面に
対応できるよう加工してあったりします。
例えば、
ヤスリなら形状を変えて隙間に入りやすくしたり、角をスリやすくしたり、
ヤットコなら、傷が付かないように丸くしたり、小さいものが
持てるように細くしたり、かしめやすいように先を短くしたり、
ピンセットなら、丸線が持ちやすいように溝をいれたり、
場面によっては先を曲げてみたり、細く薄くしたり、
タガネなら、刃の形、タガネ自体の形状などなど、
つまり、技量があればあるほど、経験があればあるほど、
様々な場面に対応したそれぞれの専用の道具を持っていて、
創意工夫を凝らしたオリジナルの道具を持ってるんすね。
それ故に一見似たような道具でも、数多く持ってるんす。
ってことで、
道具をイッパイ持っていて、特殊な加工した道具を持っている人は
研究熱心で経験も豊富で技量も高い人が多いっすね。
モノ作りに興味ある人は、作品、製品だけじゃ無く、
道具も自分なりに工夫したり、その道の先輩方に見せてもらったりして、
研究すると大いに勉強になると思います。
『彫り彫り その2』
ん〜そ〜 いいよ〜 そ〜そぉ〜
タガネで曲線を彫る時はねぇ〜そぉ〜
女性のボディラインをそっと撫でるようにぃ〜そぉそぉ〜
ナナコで爪を作るときねぇ〜んふぅ〜
ゆっくりとチクビを愛撫するようにぃ〜シィ〜ハァ〜〜
慎重にぃ〜五感で感じながらぁ〜優しくぅ〜
時には、激しくっ! んーイェッシャスッ!!
↑みたいな感じで彫ると、
予想以上に上手くなる! いやマジで!!
男性限定かもしれんが絶対上手くなる! ほんとマジで!!
やっぱりねぇ、
この世における究極の美の一つが女体なわけっすよ。
それにねぇ、
古今東西、男が尽くし執着するのが女性なわけっすよ。
だからねぇ、
ただ上手くなるだけじゃなく、そこに感情も生まれるんすよ。
まさに一刀入魂なわけっすよぉぉっ!!!