No.020 YES!! タガネホルダー!!
プロでも調子悪いときは困ってしまうタガネ砥ぎ。
そんなタガネ砥ぎに役立つ良アイテムを発見したんすよ!(お教室でw)
コレなら◇No.018 タガネを作ってみよ〜◇で紹介した
片切りタガネだけじゃなく、ちとメンドーな毛彫りタガネもイケそうっす!
その『良アイテム』ってのは、コレっす!!

HARP社より新型のタガネホルダーっす。約9000円(?)っす。
こんな風に使うっす。

車輪のついてるホルダーに↑のように角度約30度とかにタガネを固定して
押したり引いたりホルダーを動かせば簡単にタガネ砥ぎが出来るんすけど、
これだけじゃ片切りタガネしか砥げない以前の型と同じ。
新型はココが違うっす!

画像をクリックすると大きい画像が見れます。
そう、
コッチ↑の角度もつけられるんす!
これでシンメトリーに砥ぐのがウザったい毛彫りタガネも
それこそド素人でも任意の角度でビシッ!っとシンメトリーに砥げるんす!!
で、
さっそく砥いでみたっす。

画像をクリックすると大きい画像が見れます。
超鋼タガネっす。上の段が買ってきた時の状態で、下が砥いだ後っす。
間違ってカツっと砥石に当てただけで面が出なくなる幅0.5ミリの毛彫りタガネっす。
ん〜〜 す・すごくビシッ!っとしてます・・・・・
角度合わせて丁寧にホルダーを転がせば余所見しながらでも↑みたい砥げるっす。
「ね。簡単でしょう?」と某ボブ氏みたいなコトが言いたくなるほど
簡単に毛彫りタガネが作れまっす。
ただ、
実際のところ↑のまま仕上げてしまうと、
まっ平らに砥げ過ぎて、刃が鋭くなりすぎて正直彫り難いっす。
なので、
超鋼タガネなら#2000 か#3000 くらいのダイヤモンド砥石に、
ハイスや炭素鋼ならインディア砥石に刃を軽く2・3回ナメテやるとイイっす。
さらに!
ここで剣さんのワンポイント!っす。
上っ刃(タガネ画像で右側の面)は、ホルダーで砥いだままでイイっす。
タガネ全般っていうか、刃物全般、刃っていうのは、
1つ面をストーンッ!っとまっ平らならば刃になってよく切れるっすから。
木の刃でも。紙の刃でも。
さて、
毛彫りタガネ作りはここまでっすけど、
ついでに片切りタガネで曲面砥ぎにも挑戦してみたっす。
こんな感じに↓

画像をクリックすると大きい画像が見れます。

画像をクリックすると大きい画像が見れます。
一個ネジをフリーにして斜面を滑らしてみたんす。
どうやらホルダーから出てるタガネの長さでRを調節できるんすけど、
コチラは結構R具合が感覚的でして、ま、ある程度コレ↑で形作って
その後、手作業って感じでしょうか。工夫する余地はまだまだあるかもっす。
ってことで、
最後に今回のまとめっす。
ぶっちゃけ最後は手作業が必要となるけど、
タガネホルダーを使えば短時間で容易に任意の刃の形に成形できるので、
極細タガネなんか作る時にはかなり有効。
また、手で砥ぐよりもまっ平らに砥げるので刃付け、
刃のメンテナンス時にもかなり有効。
工夫すれば曲面もイケそうだけど、ただ、、、
実はホルダーに入るタガネの太さ、サイズが決まっているので
その辺、業者さんなんとかしてくれぃ。
って感じっす。(笑)
最後に、
今回砥いだタガネでちと彫ってみたっす。

銅板だからってテキトー過ぎたか(笑
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