No.006 ドット狼でどう(銅)?


はい!ってことで、ずいぶん前に銅板に彫ったオオカミに
ドット彫りを施してみました。


ずいぶん前に彫ったオオカミっす。何気に◇彫金について◇に載ってるやつっす。

ドット彫りもリス山羊と来て3回目なんすけど、

今回は以前から苦戦していた、毛並み立体感をテーマに彫ってみたっす。


画像をクリックすると大きい画像が見れます。
明らかに上と画質が違うけど、その辺はドンマイだ!

こんな感じになりました。
相変わらず毛皮っぽさを出すのは難しかったんすけど、
部分的に毛彫りのタガネを入れ段差とラインを付けてからドットを入れたら、
毛の流れや影の付き方など、以前よりは表現できたみたいっす。



↑の青線部分に毛彫りを入れたっす。描いてあるのは少々大げさで、
実際はうっすらと彫った方がイイっす。(じゃないと線が残る)


さて、今回は銅板に彫ったので、銅の味わいを出してみようと、
表面処理の方法変えてみました。

シルバーの時のようにマジックで黒を入れるとか、磨いてメッキするのでは無く、
酸で一回洗ったあとにバーナーで焼いてみたっす。その結果!



左がややボケてるっすけど、↑のように光の当て具合で反射の光と影が変わって、
銅の赤みがかった白と黒がアンティーク物的な古びた感じを出して、
イイ感じの仕上がりでした。

本当はもっと銅の赤い色が出てて、実際に手に持って
角度を変えながら見るとよく分かるんですけど、
ちと写メ画像じゃ辛いっすね・・・


まあ、色合いは分かり辛かったっすけど、ドット彫りを
入れることで、最初の線のみのオオカミにかなり表情を
与える事ができて楽しかったっす。



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(2005/07/16)

poko