No.009 お玉玉
彫り留めの玉留めをする機会があったので、ついでに解説っす。
そもそもどういう場面で玉留めを使うかというと、
石を留める面に対して石が少量だったり、石の並びが不規則な時っすね。
では、実際に留めてるとこを見てもらいましょう〜

モノは真珠の傘の部分で0.01ct以下のダイヤが留まってるっす。
表側は乱雑に石を入れるものの、裏側やトンガリ部分は石が入らないっす。
で、玉留めの登場っす。う〜ん。留めてまっせー感がいいね。
まず、使うタガネっすけど、
主に使う玉を作るタガネは普通の毛彫りで山の角度は90〜120度。
その中からお好みでどうぞっす。
角度の違いは、きつい角度だと彫り面が狭く、タガネが深く入るので、
ボコボコした玉留めになるっす。
鈍角になると、彫り面が広く、タガネは浅く入れるようになるので、
あっさりした面にポコッポコッと玉が出来るっす。
(ちなみに今回はきつい角度の毛彫りを使用)
他のタガネは、フチを付けるなら毛彫りで入れたり、余分な地金を取るなら
甲すくいをいれたり、爪立て用の毛彫りを使ったりっすかね。
彫る時のポイントは、
石の周りは爪にする地金以外は彫って取っておかないと、
玉だらけになって石が埋まってしまうので注意っす。
予め爪にする部分をマジックなどで印をつけておけばいいっすね。
作る玉は同じナナコで大きさを揃え、フチの方は規則的に並べて作り、
他のとこはランダムにまんべんなくポコポコ玉を作ると反射具合とかいい感じっす。
で、留めて彫り終わったのがこれっす。

玉留めするとこんな感じっす。
穴のところに更にパーツが付いてペンダントのようにぶら下がるっす。
ツルツル頭がパンチパーマって感じっすね。
まあ、こんな彫り留めが玉留めっすねぇ〜
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